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小杉十郎太 585件表示
時は2036年、地球規模の大災害によって水没した遺産を引き上げるサルベイジャー皇藍華(佐久間レイ)の活躍を描いたSFセクシー・スパイ・アクションOVA第1期シリーズ(1~4巻)と第2期(5~7巻)、その間に作られたスペシャル版をまとめてDVD-BOX化。本作の最大の特徴はアクションもさながら、ヒロインをはじめとする美女キャラたちのパンチラなどセクシー・ローアングル・ショットが怒涛のごとく登場することで、画面構図も諸所の設定もまずはそこから始まっていると思しく、当然アクションもそのためにこそ存在している。渡辺元嗣監督のファンタジック・ピンク映画もここまではやらんぞといったあからさまな描写の数々はもはやギャグの域に近く、その割にストーリーや世界観などはしっかり構築されているから困りもの!? 現在の萌えアニメとは一味違った90年代風キャラクター・デザインも今では懐かしく、声優も実力派ぞろい。その後製作会社スタジオ・ファンタジアは同趣向の『ナジカ電撃作戦』も発表しているが、やはりインパクトも内容もこちらのほうが上だろう。まあ、女性にオススメなどできないが、男性なら話のタネにこっそり1度くらい観ておいていいかも。(増當竜也)
士郎正宗が1985年に発表したメジャーデビュー作『アップルシード』を、『ピンポン』の曽利文彦プロデュース、『バブルガムクライシス』の荒牧伸志監督でアニメ化。1988年にも一度OVA化されているが、今作では全編CGの“3Dライブアニメ”として、CGならではのスピード感とモーションキャプチャーゆえの“間”のある演技、そしてセルアニメゆずりの豊かな表情を実現した。
女兵士デュナン・ナッツは、戦場で捕えられ、平和都市オリュンポスに連れてこられる。彼女を迎えたのは、サイボーグとなったかつての恋人・ブリアレオスと、クローン人間“バイオロイド”のヒトミだった。人間とバイオロイドの存在を巡る謎と陰謀が、デュナンを新たな戦いに巻き込んでいく…。
鋭い動きのアクションシーンや、圧倒的なスケールのメカニック、大胆なカメラワークなど、とにかく映像体験としてこの上なく新鮮かつ刺激的であることは間違いない。世界観やキャラクターの造型には若干“古さ”が否めない感もあるものの、最新技術の見本市として、士郎正宗のこの伝説的作品はぴったりのモチーフだったと言えるだろう。(安川正吾)
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