川崎 浹 |
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1890年、福岡県久留米市の酒造業を営む素封家の家に生まれる。 東京帝国大学農学部水産学科を首席で卒業。 将来を嘱望されながら画家の道を選ぶ。 「世の画壇と全く無縁になる事が小生の研究と精進です」と世の中の趨勢に見向きもせず、 主に個展を作品発表の場とし一貫して写実を追求する。 70歳を超えてからは千葉県柏市の田園に自ら設計した質素なアトリエを建て 「晴耕雨描」ともいえる生活をおくる。 電気も水道もガスもない環境を「ここは私の天国だ」と、その暮らしを慈しんだ。 生涯独身。1975年、千葉県野田市の老人ホームで死去。享年85歳。 地元でもほとんど忘れ去られていた存在であったが、 没後30年余、高島野十郎の生き様・画業に大きな注目が集まり、再見の動きが著しい。
1930年、福岡県生まれ。早稲田大学文学部卒業後、同大学大学院博士課程修了。 現在、早稲田大学名誉教授。ドストエフスキイの研究、ロープシン『蒼ざめた馬』、 サヴィンコフ『テロリスト群像』などの翻訳を手がける。 『チェーホフ』『カタストロイカへの旅』『権力とユートピア』『「英雄」たちのロシア』など著書多数。 高島野十郎とは大学院生だった当時、「運命的」な出会いを果たし、画家が亡くなるまでの21年間深い交流をもった。 野十郎の肉声を伝える貴重な証人として野十郎研究に大きく貢献する。
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