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山崎朋子原作を映画化。日本から東南アジアへ売られたひとりの娼婦の生涯を描いた感動の物語。栗原小巻、田中絹代、田中健ほか出演。
広沢 栄
1924‐96。脚本家。小田原に生まれる。44年東宝撮影所の助監督となる。復員後、鎌倉アカデミアに通い、東宝争議にかかわる。脚本家に転じ、代表作『日本の青春』『サンダカン八番娼館・望郷』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
あっ、キスシーンがない!『未完成交響楽』の検閲に歯ぎしりした小田原の映画少年は、病こうじて戦争末期の東宝撮影所の門をくぐった。以来、国策映画のカチンコを打ち、敗戦直後の東宝争議を経験、『七人の待』や『雪国』を熾烈な助監督の現場をくぐり、『サンダカン八婦娼館・望郷』など昭和を問うシナリオを書きつづけてきた著者の軌跡。
かつて「日本映画」があった。少年の日に小田原で観た戦争映画、敗戦の色濃い東宝撮映所、『七人の侍』の苛酷な、しかし面白く少し哀しい助監督体験、成瀬巳喜男や豊田四郎等、気難しくも個性的な監督の鮮烈な印象をまるで映画の名シーンのごとく綴ったドキュメント・エッセイ集。書下ろし150枚を含むオリジナル版。
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