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CIAを辞して妻子とロンドン旅行に赴いていたジャックは、そこでIRAのテロ爆撃に遭遇し、そのとき一味のひとり(ショーン・ビーン)を捕まえる。しかし、仲間によって奪還された彼はジャックに復讐を誓い…。 テロという国際的問題を家族愛と交えながら描いたところがミソで、後にフォードは『デビル』でもIRAから狙われる羽目になる。クライマックスは『ケープ・フィアー』との設定的類似も。監督はオーストラリア出身のフィリップ・ノイス。(的田也寸志)
神の愛を説くイエスを、ユダヤ教の長老たちやローマ総督のピラトが処刑しようと目論む。マグダラのマリアの愛も虚しく、弟子のひとりユダの裏切りによって、イエスは十字架に磔にされるのだった…。 「ミュージカル」の伝統を打破する本作の「ロック・オペラ」の世界は、『ファントム・オブ・パラダイス』『ロッキー・ホラー・ショー』『ヘアー』といった映画に引き継がれた。ひとつのナンバー(曲)でひとつの場面を描くスタイルで、イエスを始め各人物や群衆の痛切な思いが歌詞に託される。歌詞にぴたりとハマったドラマチックなメロディも忘れがたい。舞台版と違うおもしろさは、風や砂による効果によって、イエスの生きた時代の荒涼とした風景がリアルに再現されたことだろう。(斉藤博昭)
いろいろな男との一夜限りの情事を積極的に楽しみまくるサマンサ、幸せな結婚に憧れを持ちつつベッドではイケナイ方向に耽溺しやすいシャーロット、独立心が強く男を見る目も厳しいがセックスになるとなぜか男の言いなりになってしまうミランダ、そして彼女らの様子を冷静に見つめつつ自分の恋愛になると全然コントロールできない主人公キャリー…。そんな4人の30代女性たちが中心となって織り成す恋愛やセックス模様が、軽妙なタッチで綴られる。 男女間のすれ違いやセックスがらみのトラブルが描かれるわけだが、結婚ネタ、不倫ネタ、ゲイネタ、さらにはSMネタに3Pネタ…と、エピソードは古典的なものから20世紀末のニューヨークならではというものまでさまざま。オシャレなカフェや最先端のクラブなど、背景となるマンハッタンの街並みや、主人公たちが身にまとうファッションも大きな魅力だ。オトナな感性の人にぜひ楽しんでもらいたい快作。(安川正吾)
いろいろな男との一夜限りの情事を積極的に楽しみまくるサマンサ、幸せな結婚に憧れを持ちつつベッドではイケナイ方向に耽溺しやすいシャーロット、独立心が強く男を見る目も厳しいがセックスになるとなぜか男の言いなりになってしまうミランダ、そして彼女らの様子を冷静に見つめつつ自分の恋愛になると全然コントロールできない主人公キャリー…。そんな4人の30代女性たちが中心となって織り成す恋愛やセックス模様が、軽妙なタッチで綴られる。 今回のシリーズでもっとも気になるのは、キャリーとその恋人「ミスター・ビッグ」の関係の変化。一度は別れたものの、改めて相性のいいことを確認し合い、その仲は復活。もしかしたら結婚も…?と期待するキャリーだが、ビッグは…。 他の3人のロマンス&セックスも、第1シーズン以上に全開。ジョン・ボン・ジョヴィなどの豪華なゲストも登場する。とどまるところを知らないこの大人のコメディに、ますますハマること間違い無しだ。(安川正吾)
スペイン映画『オープン・ユア・アイズ』を『ザ・エージェント』のキャメロン・クロウ監督がリメイクし、トム・クルーズが主演したサスペンス。ソフィアのみ、オリジナルと同じくペネロペ・クルスが演じている。 ストーリーはオリジナルに忠実だが、クロウ監督はポール・マッカートニー、ピーター・ガブリエルなど、ポップな音楽をふんだんに使って、主人公の心の迷い、苦悩、恐怖を音楽を通して表現することに成功。役者では、エキセントリックなジュリーを演じたキャメロン・ディアスが強烈な印象を残している。(斎藤 香)
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