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日中再考 (扶桑社文庫)


価格:¥ 0(税込)
産経新聞ニュースサービス (2003-07)
/古森 義久/
文庫 256ページ
産経新聞ニュースサービス
人気ランク:354713
「『中日友好』という言葉は根拠を欠いた幻想だ」。中国の大手ウェブ「華夏風情」の論壇に登場した論文の一節だそうである。「インターネットでの意見表明が共産党の政策から大きく逸脱すれば、ただちに削除される」のだから、これは中国当局の「許容範囲」にある対日観なのだろう。中国人は「中日友好」など信じていない。それどころか、日本人を「日冦」と蔑称して、嫌悪している。多額の対中援助資金を供与してきた日本人から見れば、不条理な話だが、これが「中日友好」の実像だと本書は言うのである。

著者はベトナム戦争さなかのサイゴン(現在のホーチミン市)を皮切りに、ワシントン、北京で国際報道に携わってきたジャーナリスト。「解放戦線の戦士の目は澄んでいる」といった情緒的なベトナム報道が多いなかで、安易な道義論を排した「古森義久」の署名入り記事は、当時から異彩を放っていた。その報道姿勢は本書にも貫かれている。たとえば、中国人の反日感情は「日本侵略者」の残虐性を徹底して教え込む歴史教育によって作られていると古森はみるのだが、これは決して根拠のない感情論ではなく、緻密な取材と中国歴史教科書の徹底分析から得た結論なのである。

中国の青少年は、現代日本が民主主義の国であることも、日本から6兆円にのぼる援助を受けていることも教えられていない。中国共産党が日本の「侵略性」と「残虐性」だけを執拗に教えるのは、凶悪な「日本鬼子」を退治した党の歴史的偉業を宣伝することによって、「統治の正統性」を国民に認識させるためである。反日感情と党の正統性が密接不可分の因果関係にある限り、「日本の罪」は永久に許されることはない。これが中国の「正しい歴史認識」であると古森は言う。

中国史研究の第一人者、岡田英弘は著書『歴史とはなにか』で「中国文明の歴史の本質は『正統』の観念である」と言っているが、本書は見事にそれを実証している。(伊藤延司)


新版 甘い国から来た男―親米家と反米家へ (朝日文庫)


価格:¥ 0(税込)
朝日新聞社 (1988-09)
/松山 幸雄/
文庫 266ページ
朝日新聞社
人気ランク:1244183

ノーと言える中国


価格:¥ 500(税込)
日本経済新聞社 (1996-11)
/宋 強/湯 正宇/喬 辺/張 蔵蔵/古 清正/
単行本(ソフトカバー) 371ページ
日本経済新聞社
人気ランク:888648

東欧革命―権力の内側で何が起きたか (岩波新書)


価格:¥ 1,180(税込)
岩波書店 (1992-12)
/三浦 元博/山崎 博康/
- 259ページ
岩波書店
人気ランク:258284

トウ小平 講談社現代新書


価格:¥ 400(税込)
講談社 (1993-06)
/矢吹 晋/
新書 246ページ
講談社
人気ランク:953560

北朝鮮データブック (講談社現代新書)


価格:¥ 500(税込)
講談社 (1997-06)
/重村 智計/
新書 253ページ
講談社
人気ランク:1014609

ロシアの正体―落合信彦選集〈3〉 (小学館文庫)


価格:¥ 0(税込)
小学館 (1999-02)
/落合 信彦/
文庫 254ページ
小学館
人気ランク:822274

金正日、したたかで危険な実像 (講談社プラスアルファ文庫)


価格:¥ 400(税込)
講談社 (1997-12)
/朝鮮日報『月刊朝鮮』/
文庫 301ページ
講談社
人気ランク:1426736

アメリカのグローバル化戦略 (講談社現代新書)


価格:¥ 0(税込)
講談社 (2003-07)
/福島 清彦/
新書 220ページ
講談社
人気ランク:498018

北朝鮮の「今」がわかる本―「世界一謎の多い国」が起こす“戦慄のシナリオ” (知的生きかた文庫)


価格:¥ 1(税込)
三笠書房 (1999-07)
/佐藤 勝巳/
文庫 219ページ
三笠書房
人気ランク:1428275

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