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黒沢明の『七人の侍』をもじった「やるべし!」という合いことばのもとに、高校の弱小陸上部には心に傷を負ったメンバーが集まってくる。聾唖者の母親とうまくいかなかったり、家庭内暴力を受けていたり、部活で孤立していたり…。彼女たちは駅伝大会を目指して猛練習を開始した。
モーニング娘。は「ひたちなか全国少女駅伝」に実際に参加。決して本格的な走りではないが、彼女たちの本物の汗と涙がそのままこの熱血青春映画のメッセージとなっている。この作品を最後に市井沙耶香が脱退したが、逆に加護、辻、石川、吉沢の4人は完成後に参加が決定し、急きょ彼女たちの登場場面を撮り足したという。ほかに平家みちよ、T&Cボンバー、ココナッツ娘、メロン記念日など、つんくファミリーが出演し、華やかさを加えている。(堤 昌司)
それぞれ異なる罪で逮捕されたジェリー(クレア・デーンズ)、ピーター(ジョヴァンニ・リムジ)、リンク(オマー・エップス)。3人の不良は、刑務所行きを免除してもらう代わりに潜入捜査官として警察署内から消えたドラッグを追い、マークされていたクラブに潜入するが…。
クレア・デーンズがドライな不良娘をスタイリッシュに演じているサスペンス映画。彼女の出ている映画に外れなしと固く信じていたものの、ストーリーやテンポの悪さなど、さすがに今回は日本劇場未公開の扱いや、ラズベリー賞脚本賞候補もやむなしか。ただしクレア・デインズのファンならば、彼女の麗しい姿を拝見できるだけですべて許せてしまえる(はずだ)。ジョヴァンニ・リムジの達者な演技や、北野武作品『ブラザー』に出ていたオマー・エップスの活躍ぶりも嬉しいところ。若手キャストの魅力で楽しむのが一番の作品。(的田也寸志)
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