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『天外魔境II MANJI MARU』は、「和」の雰囲気を重んじながらもどこか無国籍な怪しさが漂う「ジパング」を舞台に繰り広げられる、一大絵巻RPGだ。ある日突如として巨大な姿を現した暗黒ラン。千年前にも「根の国」の王であるヨミの力によって花開いた暗黒ランが、瞬く間にジパングを制圧したという伝説があった。その時に「根の一族」の怪物たちに闘いを挑んだのが、どこからともなく現われた「火の一族」だったのだ。長い死闘の末、彼らはヨミと暗黒ランを地下深くに封印したはずだったが……。 王道の大作RPGの印象を受けがちだが、火の一族の末裔である主人公・戦国卍丸をはじめ、ひと癖もふた癖もあるハイテンションキャラクターたちが続々と登場し、どこか狂気じみた雰囲気を醸し出しながら織り成していくストーリーは独特。戦闘はオーソドックスなコマンド形式だが、意識次第ではかなり深いバトルを満喫することができる。企画監修に広井王子、音楽に久石譲、そして声の出演には岸田今日子を起用。ゲーム内容、スタッフともに絢爛豪華なビッグタイトルだ。10年以上経った今でも、そのボリュームには驚くばかりだ。(坂下哲也)
「PSO」に登場する膨大な「アイテム」や「エネミー」をカード化しており、プレイヤーはカードを収集してデッキを組み対戦相手と戦っていく。特筆すべきは、ほかのプレイヤーとのコミュニケーションを重視したプレイスタイルだ。2対2という対戦が可能で仲間同士での回復や補助など協力要素がゲームをさらに盛り上げてくれる。 また、本作は、GC版『PHANTASY STAR ONLINE EPISODE I & II 通常版』のビジュアルロビーを共有しており、異なるゲームのプレイヤー同士が交流できる点もポイント。お互いの情報を交換しあうことで新しいコミュニティの世界が構築されていくのではないだろうか。 なお、本作をプレイするには、オンラインプレイ料金(ハンターズライセンス:600円/30日、1500円/90日)、『ニンテンドーゲームキューブ モデムアダプタ』もしくは『ニンテンドーゲームキューブ ブロードバンドアダプタ』が必要となっている。(山本公平)
シナリオはこれまでのシリーズの内容を初めからなぞりつつ、新キャラクターを登場させた新しいイベントを多数盛り込んだものになっている。始まりとなるのは、万能機械サイフレームを操る少年マグと不思議な能力を持っている少女リニアの出会いから。プレイヤーはマグを操作し、リニア、そして執事のグレなどを率いて遺跡探検の冒険へと旅立っていくのだ。遺跡では手強い敵が待ち構えているほか、状態異常に陥るトラップが多数用意されている。最深部にいるボス敵を倒せば、そのダンジョンはクリアとなり、ストーリーが進行する。 また、新たに加わった要素として、ゲーム中に登場したボスキャラたちと連続して戦っていく「トップハンターモード」が追加され、プレイヤーの腕だめしができるモードとなっている。(池村慎一)
「攻撃」、「魔法」といったコマンド選択型ではなく、他に類を見ないカードゲームのような要領で戦闘を行っていくところが大きな特徴。ルール自体は簡単で、次々に配られるカードの中から適切なカードを選択していくだけ。とはいっても、もちろんやみくもにカードを選べばいいというものでもない。カードは召還系、武器系、TRAP系、補助系に分けられ、さらに火、水、土、木からなる属性も存在する。火は水に弱いが逆に木には強いといった性質があり、武器系でのクリーチャーの強化やTRAP系での敵への補助攻撃など、単なるクリーチャーの召還だけではない選択肢もある。そのため、敵の強さやその状況に応じてカードは選ばなければいけない。経験値をためることでクリーチャーが「クラスチェンジ」したり、何体かの特定クリーチャーを召還すると強力な攻撃を加える「コンボ」があったりと、多彩な要素が戦闘に盛り込まれている。 本作のだいご味は、それらすべてを加味して行っていく、戦略性豊かな戦闘にある。戦闘以外にも、カードのコンプリートや本編とはかけ離れたサブマップの出現など、「本筋」以外の楽しみも用意されており、さまざまな切り口から楽しめる厚みのある作品に仕上がっている。(田村 雅)
シナリオモードは1人でじっくり遊ぶためのもので、チュートリアルも兼ねたこのモードで戦いのノウハウやより強いロボの制作術を学び、対戦モードやアーケードモードに挑んでいく。また、このシナリオモードはバトルの基本がつめ込められた「旅立ち編」と、エキスパートへの道を究めていく「激闘編」の2部構成となっており、テンポのよいストーリーと相まって緊張感あふれる展開を楽しむことができる。 対戦モードは友だちやCPUを相手に戦っていくもので、本作の目玉ともいえるモード。最大4人までの同時プレイが可能になったのが最大の改良点で、シングル戦、2on2、タッグ戦、1vs2ハンディキャップ、バトルロイヤルの5つの対戦方式でバトルを楽しむことが可能だ。 そのほか、シナリオモードの旅立ち編をクリアーすることで遊べるようになるアーケードモードは、カスタマイズされたCPUと連続バトルを行っていくというもので、より強力なロボを作るために役立てることができる。(田村 雅)
神でさえも意のままに操ることができるという、アーガイル大陸に伝えられている1つの魔道具。幾度となく争いは繰り返されたが、そのたびごとに女王は魔道具の力で争いをおさめ、世界を平穏へと導いた。しかし、機械と細工品で名高い地「コルテン」の職人たちがこの模造品の開発に成功、これを悪用して周辺地域を侵攻していった……。この侵略をプレイヤーの力で食い止められるか? 前作を凌駕している点がいくつか見られる。一度クリアしたステージは再び冒険することができ、二度目以降は違った展開を迎えることがある「変化系」カードの追加によって通常では進むことのできない場所も、この能力を使うと移動することが可能になる、カード総数は前作の2倍、200枚以上。新たに「機属性」のカードも登場し、能力のバリエーションも増えるなど、プレイし甲斐のあるボリューム満点のゲームになっている。(羽根満男)
ゲームの目的は、人々を「瘴気」から守ってくれる「クリスタル」に力を与える「ミルラの雫」を探し求めること。プレイヤーは故郷の人々の期待を一身に背負って「クリスタル・キャラバン」の一員として旅立つ。瘴気に満ちたフィールドで、数々のモンスターとの戦いや謎、仕掛けを解いて先へと進む。同じ目的で旅するキャラバン同士の出会いもあり、これらのイベントや戦闘などさまざまなところで、マルチプレイ独特の仕掛けが生きてくる。マルチプレイ時にコントローラーとして使用するGBAにはキャラクターのパーソナルデータが表示され、装備の変更を手元で行えるようになっている。 実際の「人間」とコミュニケーションをとりながらゲームを進めることが、「クリスタル・キャラバン」と呼ばれるパーティーの結束感をいっそうリアリティあふれるものに感じさせてくれる。GBAケーブルはソフトに同梱されているので、ここはぜひマルチプレイをおすすめしたい。(江口謙信)
死滅の危機に瀕した世界を救うため「天使」に転生する決意をする少女コレットたちと主人公の少年ロイドは、長く果てしない旅に出る。思いやりとやさしさを教えられるストーリー展開の中に、迫力の戦闘アクションが織り込まれた壮大なRPGだ。 シリーズ史上初めてイベント、マップ、戦闘といったすべての場面を3D化し、ダイナミックにキャラクターを表現できるようになった。戦闘システムも3Dとなり、従来に比べシンプルな操作で立体的で迫力ある戦闘を快適に体験できるようになったのがポイントだ。 また、「しばらくプレイしていなかったからどこまで進んだのか忘れてしまった」というプレイヤーのために、たどったストーリーを文章で読むことができる「あらすじ」システムを新たに導入し、よりRPGに親しみやすい工夫が凝らされている。 キャラクターデザインにシリーズ1作目の「テイルズオブファンタジア」を手がけた藤島康介、テーマソングは人気ユニット「day after tomorrow」が今作のために制作したオリジナルソング「Starry Heavens」を採用している。(江口謙信) ページ: | 1 | 2 | 3 | ... | 次のページ | 1/3 |